コミックスタジオEX4.0 トーン整理

今更コミスタのトーン整理方法について紹介しても需要があるのかわかりませんが、個人的にお勧めな方法なので記しておきます。

昔はたしか素材ウィンドウで複数のトーンを選択状態にするということができなかったと思うのですが(だから自分で作成したフォルダに振り分けるという方法をあきらめたと思います)気づけば複数選択できるようになっておるではありませんか。

というわけでまずは最新のバージョンにアップデートして下さい。
comicstudio.net


では手順を紹介します。

①素材ウィンドウの「トーン/ユーザー」内に用途別のフォルダを自分で作成します。

t006.jpg


②持ってきたいトーンを選択コピーして自分で作成したフォルダにペーストします。


t002.jpg


これで完了です。


下位フォルダを作って細かく分類することもできます。

t003.jpg


この「トーン/ユーザー」内の状態はPCの「C/ユーザー/ユーザー名/ドキュメント/ComicStudio Ver4 設定/Tone」内とリンクしています。

コミスタ上では「一旦作成したフォルダを別のフォルダの下位フォルダに移動する」という操作ができませんので、もしかしたらエクスプローラー上での操作が必要になるかもしれません。
その場合は下記のことに注意して下さい。

*フォルダの作成自体はコミスタ内で行なって下さい
「mkw.fif」という隠しファイルが作られないからです。これがないとコミスタ上でトーンのペーストができません。しかしどうしてもという場合は自分で作成したフォルダの中に入っている「mkw.fif」をコピーしてもってくれば使えます。(デフォルトフォルダの「mkw.fif」は鍵がかかっているためペーストしたトーンを削除できなくなります)

隠しファイルの表示方法はVistaでは下記のようになります。
(エクスプローラーを開いた状態でaltキーを押す。ツールバーが表示されるので「ツール」を選択。「フォルダオプション」を選択。「表示タブ」で「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れて適用。)

CLIPからDLしてきたデータもそのままドラッグ&ドロップで一旦「追加素材/CLIPマテリアル/トーン」に追加して、そこから「トーン/ユーザー」内の任意のフォルダに持っていって管理します。


このトーン整理の作業にはおそらく数時間を要すると思いますが、自分で分類できる分劇的にトーンを選び出しやすくなります。やる価値はあります。

しかしこれだけ手間をかけてPCの買い替えやリカバリ時にデータを引き継げなかったら残念ですよね?上記で紹介したコミスタのカスタムデータのすべてが詰まっている場所、つまり「C/ユーザー/ユーザー名/ドキュメント/ComicStudio Ver4 設定/」この「ComicStudio Ver4 設定」を新しいPCなりにコピーすれば引き継げるんですよ。
万が一に備えて整理が済んだらバックアップをとっておきましょう!


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補足
この整理法にはいくつか問題がありましたので下記に記します。

①メーカートーンはコミスタ上でコピーすることができません。かといってエクスプローラー上でもファイル名が数字なので柄の認識ができず用途別に分類することができません。

②コミスタ上でのコピー&ペーストでトーンを移動するとサムネイル大の画像だけ本来のサムネイルでない物が表示されてしまうことがあります。その場合、問題のトーンを選択した状態でプロパティウィンドウ、素材タブの「トーン設定を更新」をボタンを押すと修正されます。

t004.jpg


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ちなみに…

私は自分で作った「基本」という名前のフォルダに網点、万線、クロス、四角、等を入れています。これらは貼りこんだ後に線数、濃度を自由に調節できるので要は一個だけ用意しておけばいいトーンなのです。
その他はよく使うような基本的なトーンをちょこちょこと入れています。便利ですよ。

t005.jpg


更にいうと使用頻度の高いトーンはレイヤーセットを組んでマテリアルに突っ込んでおいたり、最初から原稿にセットしておいたりするともっと楽になるのです。
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環境設定の保存方法

さて、前回のブログでソフトの環境設定のバックアップに関してよくわかっていなかったので補足を書きます。

コミスタでバックアップをとっておきたいのは「環境設定」と「ユーザーデータ」です。
環境設定には環境設定で設定できる情報が、ユーザーデータにはアクションやショートカット、マテリアル、追加したトーン、ブラシなど、およそカスタマイズできる設定のすべてが入っています。(ただしインストールディスク、またはソフトに付属していたディスクからインストールした素材は入っていません。なので、再インストール時にもう一度入れ直します)

環境設定は環境設定の画面から書き出しができます。
ユーザーデータの場所は環境設定の「フォルダパス」から確認できます。
普通ユーザー名フォルダの「ドキュメント」の中にあります。

つまり、リカバリとか他のPCに引っ越すとかで再インストールが必要な場合は環境設定を書き出し、保存しておいてCドライブの「ユーザー」をコピーしておけば、その他の自分のデータも含めて丸ごとコピーがとれて便利です。

ただ時間がかかるので、ただ単に「ソフトの再インストールがしたい」という場合は「環境設定」と「ユーザーデータ」を書き出しておけばOKです。

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しかし残念ながらフォトショップの環境設定のバックアップ方法がよくわかりません。(OS-Vista、PhotoshopCS5)

環境設定の保存場所の明記が公式のページにあるのですが…
http://kb2.adobe.com/jp/cps/234/234564.html

う~ん…

「Adobe Photoshop CS* Settings」をコピーしておけば大体いいのだろうか…。

ソフトの再インストール後にその「Adobe Photoshop CS* Settings」のフォルダをコピーしておいたもので上書きする。

なんかもっとわかりやすい説明があればいいのになぁ(--;
そもそもAppDataというのが隠しファイルで普通の状態では隠れいるという…。

隠しファイルは下記の手順で表示できます。(Vistaの場合)
(スタート→コンピューター→altキーを押す→メニューが表示されるのでツールを選択→フォルダオプション→表示→「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れて適用)


一応ユーザー名のフォルダの中のデータなので、やはりユーザー名フォルダを丸ごとコピーすることでカバーできます。

しかしフォトショップの方はよくわからないから下手にいじると怖いなぁ(--; 
続・研究ということで。

カスタムツールをごちゃごちゃと

今までカスタムツールを中途半端にしか使ってなくて「ツールパレットと重複してるな~」感が強くなってきたので思い切ってごちゃごちゃやってみました。

カスタムツール


一部アイコンのクオリティが驚愕の低さなのは自作だからです

メニューの操作までツールとしてセットできるってのがなんかすごいよ。
色々見てみたら「こんなことできたのか~」な発見とかもあって楽しい。
よく使うツール・操作は人それぞれだから十人十色のカスタムツールができるんだろうな。

ショートカットで操作しているツールについてはここに含める必要ないわけですよ。
手のひらツールとか。
どこまでショートカットで操作するかもその人次第ですね。

私はあんまり覚えてられないんで、ショートカットは今のところ保存、拡大縮小、手のひら、コピーペースト、全選択、選択解除、選択範囲を塗りつぶし、ブラシサイズ変更…他少々くらいしか覚えてないです。

キーボードのボタンを2個押さなきゃならないのもあるんで…面倒だったりもするので、今度左手デバイスにも挑戦してみようかにゃーと思っております。

それはさておき、カスタムツールが肥大化したので全体ではこんな感じ。

コミスタ画面

ウィンドウが重なりまくっておる(^^; 
使ってるうちにまた色々変更予定。
効率アップするといいなー。

コミスタのトーン

先日コミスタのトーンがちょっと薄いんでないかと書いたんですが、ちょっと色々検証してみますたよ。

トーン濃度


左がコミスタ右がフォトショ、中央のグレーはアナログトーンをスキャンしたもの。
コミスタとフォトショはほぼ差がなし。アナログトーンはムラがあって荒いという感じ。
そしてトーン部分を拡大したのがこちら。

トーン濃度2

要はデジタルのトーンは一度プリントしたものを貼り込んでいるアナログのトーンと比べてシャープなんですね。だから薄く感じる。

それ以外にも印刷所によって濃度がマチマチだったり、入稿方法によっても違ってくる。
PCで作成した原稿をデータ入稿すると「思ってたより薄い」なんてことになりがちではないでしょうか?
いわゆる「潰れ」というのが全くないですからね。

トーンに関しては「潰れがない」ということを考慮して5%くらい上乗せすればアナログの感じに近くなるかと思います。
しかし印刷結果はアナログの時代からなかなか思い通りにはならない部分ですなぁ。

コミスタの裏技的なやつ



背景にこれの素材をたまに使用するのですが、
ラスターのグレーレイヤーで読み込み、プロパティ詳細、減色手法、閾値の数値をいじることで線の太さを変えられることを発見しました。
ちなみに閾値は「いきち」と読みます。今まで「とうち」と読んでいました(^^; 

説明図


書き出しのときに表示がおかしくなる可能性があるので、
加工後はラスター白黒か黒レイヤーに変換しておくことをオススメします。


線画の背景素材ってすごく便利なんだけどあんまりないんですよねー。結局これも「住宅・路上編」一冊が出ただけでその後はパッタリだもんなぁ…。すごく、すごく残念です!誰か作ってくれ!(笑